結局のところ仮想通貨は何に使えるの?どうやって増やしていくの?

  • 2024.07.02
  • 2024.07.02
  • 運用
 
悩んでいる人
仮想通貨を持っているんですけど、これって結局どうやって使ったり、増やしたりするのですか?

こんなお悩みにアドバイスさせていただきます。

本記事の内容
✅仮想通貨の使い道
✅仮想通貨は使うべき?貯めておくべき?
✅仮想通貨の増やし方

本記事の信頼性

本記事は実際に仮想通貨を保有・運用をしている人が執筆しています。保有をしているとは言っても、あくまでも一般的な会社員が持っている程度のものです。

高額な資産として仮想通貨を運用している人の運用実績やブログは、会社員レベルから見ると大きく現実離れしてしまっています。

僕自身は仮想通貨の運用についてはまだまだ勉強中の身です。皆さんから見て、より現実に近いブログとしてお読みいただければと思います。

仮想通貨はギャンブル性の高い商品です。自己資産を大きく超えるレバレッジは極力控えるべきだと僕は考えています。無理なく、長期で楽しめる運用が理想的。また、投資詐欺なども増えてきていますので、きちんと相手方の実体を確認しましょう。仮想通貨は決してかんたんに儲けることができるものではありません。

【結論】仮想通貨はまだまだ限定的なので定期的に使わずに貯めて増やしていくことをオススメ

一部の店舗や会社では仮想通貨(とくにビットコイン)による決済を導入しているところもありますが、まだまだ少数です。

決裁システムの問題と需給バランスの問題が大きく影響していると思われますが、これが今の現実です。仮想通貨の価値が大きく変動しやすいといった問題も根深く残っています。

まだまだ仮想通貨は不安定だということです。

そのため、無理に決済で使用することは控えて、ある程度のインフラが整備されるまでの間は資産として貯蓄しておくことを推奨します。

仮想通貨の使い道

仮想通貨は、「通貨」と呼ぶくらいですから、基本的には現金と同じです。ただ、法定通貨のように現物(実体)がないだけです。

よく言われる使い道は法定通貨と変わりません。

✅送金
✅決裁
✅公共料金の支払い
✅寄付
✅資金調達
✅NFTの購入
✅投資・資産運用

また、仮想通貨にはたくさんの種類がありますが、世界で最初に誕生したビットコインが市場における一番のベースだと言えます。

世界で最初に誕生した仮想通貨であるビットコインを除く、すべての仮想通貨を「アルトコイン(Altcoin)」と呼ぶ。また、アルトコインのなかでも特に時価総額が小さくマイナーなものは、「草コイン」とも呼ばれている。

引用 CRYPT INSIGHT

海外では一部、代替通貨や法定通貨として使われている国もあるようですが、日本ではまだまだ。全国展開している家電量販店で一部、ビットコインによる決済ができる程度です。

通称「草コイン」まで使えるようになるとするなら、相当先の話でしょう。

仮想通貨の増やし方

仮想通貨の増やし方はいくつかありますが、増やすための運用をしても絶対増えるといったことはありません。

放置しておいても、積極的に運用しても結果的に元本割れして、マイナスに転じてしまうことはちゃんと理解しておくべきです。

以下は、仮想通貨の増やし方というより、仮想通貨を使った資産の増やし方として捉えた方がいいかもしれません。

レンディング(lending)

かんたんに言えば、仮想通貨を「貸し出す」ことで賃借料を得られるシステムのことです。

難しい専門用語のように感じる人も多いかもしれませんが、「賃借料」と聞けば、なんとなく理解できる人も多いことでしょう。

「レンディング」のポイント
✅専門知識を持っていなくても運用が可能
✅まとまった金額がなくても少額からの運用が可能
✅仮想通貨でインカムゲインが得られる

複利効果

複利効果とは、投資元本が生んだ利益を再投資して元本に加算することで、利益がさらに利益を生む状態を作り出すことです。

複利効果を使うことで、運用資産を増やしやすくなります。ただし、それはあくまでも効率的に増やしやすくするということであって、確実に増えるものではありません。

あくまでも、運用における成功が続けば得られるものです。

「複利効果」のポイント
✅あくまでも効率的に増やしやすくする手段の1つであること
✅得られた利益を次のステージに全部載せるのではなく、分散で投資することが大切

ステーキング

ステーキングとは、暗号資産を保有し、預けることがブロックチェーンの安定稼働に貢献したことの対価となり、報酬(暗号資産)を受け取ることができる仕組みです。

どの仮想通貨でもいいといったことはなく、特定の銘柄の仮想通貨を買う必要があります。

「ステーキング」のポイント
✅ステーキング銘柄の仮想通貨を買う必要がある(利率は銘柄によって異なる)
✅特別な手続きは必要ない
✅販売所に分配された報酬がさらに分配されて預入をしている人の手元に届く

IEO

IEOとは、Initial Exchange Offeringの略です。

仮想通貨の発行体が仮想通貨取引所を介しておこなう資金調達方法を指し、仮想通貨発行企業にとっては、市場への上場前に仮想通貨取引所を通じて新しく発行した仮想通貨を先行販売することで、事業に必要な資金を調達できるメリットがある。

新しく発行された仮想通貨は将来的に値上がりする可能性があります。

「IEO」のポイント
✅引き受ける仮想通貨取引所が厳格な審査を行っているため信頼性が高い
✅購入した新規の仮想通貨が市場に上場後、必ずしも値上がりするとは限らない
✅新規通貨の発行のタイミングは完全に不定期
✅購入できる権利が必ずしも手に入るとは限らない

仮想通貨の売買

円換算で価値の低いときに購入して、価値が高いときに売るという至ってシンプルな売買スタンスです。FXにおいても同じ考え方です。

「仮想通貨の売買」のポイント
✅仮想通貨自体の価値が上下しやすいので売買のタイミングが難しい
✅短期的な売買を繰り返していくため、ある程度チャートとのにらめっこが必要
✅ちょっとした価格差で出たわずかの利益では割に合わなく感じる
✅運用金額によって利幅が全然異なる

危険な増やし方はなるべく控えるべき

仮想通貨の運用において「レバレッジ」という方法があります。

レバレッジ(Leverage)とは「てこの原理」という意味。金融業界でのレバレッジは、借り入れを利用することで、自己資金のリターン(収益)を何倍にも高める効果が期待できることを指します。ただし、レバレッジを効かせるということは、大きなリターンが狙える半面、リスクも大きくなりますので、十分な資産管理が求められます。

一部引用 SMBC日興証券

レバレッジは危険なのでおすすめできないというよりは、自分の余剰資産を超えるようなレバレッジのかけ方で仮想通貨を運営することはおすすめできません。

【本記事のまとめ】

過去には仮想通貨の運用で「億り人」となった人があることは事実です。とはいえ、一方で大きく損失を出したことがある人が多いのも事実です。

仮想通貨はギャンブルみたいなものだと評されることがよくありますが、性質は大きく異なります。

無理のない運用をベースに、仮に仮想通貨の価値が下がったとしても自身の資産が大きくマイナス域に突入することのないように心がけましょう。

とくにレバレッジをかけて運用する場合は十分注意して行いましょう。

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